ヨガは何歳からやるべきですか?子供も大人のクラスで大丈夫ですか?


ヨガは大人だけのものですか?と聞かれればいいえ、と答えます。キッズヨガ、ベビーヨガという名前は誰でも聞いたことがあるでしょう。雑誌でもインターネットでも世界中の子供達がヨガをしている写真をみることが出来ます。子どものヨガと大人のヨガ、何か違いがあるのでしょうか?

 

ポーズを行うことだけがヨガ、ということではありません。生きることそのものがヨガと考えれば、生まれたその瞬間からがヨガ、ともいえます。その中でもここでは一般的にヨガと呼ばれるポーズや呼吸法など体を通して行うものを考えてみます。

 

子供は成長、発達します。大人となった私たちから見ればその成長のスピードは目覚ましく驚くことばかりです。肉体的な成長、身体能力だけでなく、体で感じること全てが脳や心も発達にもつながります。実際ベビーヨガなど乳幼児などを対象にしたヨガは親とのスキンシップをメインに触れること、感じること、何より楽しむことを大事に行なっているように思います。触れること、触れられることによる心身の成長に与える影響は計り知れません。

 

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未就学児を対象としたヨガにおいても年齢の成長に合わせたプログラムを組んでいるものも多く見られます。私達がヨガを行うときも、体の柔軟性や強さなど、身体能力のことだけを目的としているわけではないと思います。子供においてもそれは同じでヨガという時間を過ごすことによって得られることは単なる体の成長だけではなく、心の成長への大きな影響があるからこそ、子供を対象にしたヨガが多く普及しているように思います。見方によっては昔よりは子ども自身の自由も少なくなってきている時代だからこそ、心の成長を大事にしたい、と思われる方も多いのかもしれません。

 

木と鳥yogaよりhttp://kitotori.com/

木と鳥yogaよりhttp://kitotori.com/

 

しかし今の子供達、小学生や中学生も含め、子供の身体能力が昔に比べ落ちているのは現実問題としてあることです。体が硬い、バランスが悪い、自分の体をうまく動かせない。。なんて話はあまり珍しくありません。昔に比べ日常生活での体を動かす時間も減っているのは大人だけでなく子どもも同じです。成長期という時期に運動を行っているかどうかということはその後の人生に大きな影響があるものです。その時のその子に合った身体能力を、という点でもヨガを行うことはきっと助けになるでしょう。呼吸法を行うこと、呼吸ということを感じることも体だけでなく心にも大きな影響があると思います。肉体的にという観点では、近年子どもの口呼吸の増加は問題視されています。口は本来消化器であり口呼吸は虫歯や歯周病、免疫力の低下など様々な弊害がいわれています。呼吸法を通して本来の体の役割である鼻呼吸を実践していくことは体にとって必要なことです。

 

そしてヨーガのアーサナ、呼吸を行う時、大人以上に子供に感じていてほしいことは楽しさ。楽しみながら行うか、嫌々行うかでは結果が全く異なってきてしまいます。大人と一緒にクラスに出ることで楽しめるならばそれでも良いかもしれません。親子で行うヨガは子供にとっても親にとってもとても楽しく過ごせる時間のはずです。

 

その中でももう少し、目的を持って子供にヨガをやってみてほしい、という時は子供だけのクラスのほうが良いかもしれません。子供は子供だけの時と大人と一緒の時で案外違った顔を見せることもあります。子供だけのクラスでは子供がヨガに興味を持って自らヨガに入ってくるような指導をしてくれていますし単純にひとつのポーズでも、大人と子どもではポーズの取り組み方が違ってくることも多いでしょう。大人と一緒ではずっと子供目線のクラス進行はできないかもしれません。大人と一緒に、子供だけで、それぞれの良い点があると思いますのでそれを知った上で選択するのもいいと思います。

 

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oshyogaよりhttps://osh-apps.jp/osh-yoga/osh-yoga

 

最近はヨガスタジオだけでなく学校内などいろんな場で子供がヨガに親しめる時間が増えているように思います。インドでは学校の授業でヨガがあったり、ヨガクラスでも大人と子供が混じって行っているのは珍しくありません。それほどヨガはすべての人に開けたものだと思います。日本でも子ども自身がヨガをすることを選べる、そして大人と一緒にヨガを楽しめる環境が増えていくと、子供だけでなく大人にとっても、とても素晴らしい環境に思えるのは私だけでしょうか?

 

では、安全で快適なヨガを!

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桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ 全米ヨガアライアンス認定指導者養成コースYogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳のポーズ提案・監修者。 臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコースで指導をする。現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

 

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