ヨガをするのに解剖学の知識はいるの?


解剖学

 

解剖学、とは人の体を形から理解していこうという学問です。
手術台の上で人の体を切り開いてどこになにがあるのか研究されてきたもの。部位を見つけて名前を付ける、まさしく体の地図をつくってきたようなものです。

その中でも体の動きに関しての分野、どうやって人の体は動いているのか?
骨や筋肉のはたらきや仕組みを考えていく学問を機能解剖学と呼ばれています。体の仕組みを知らなくてもポーズをとることはできます。 しかしポーズをとっていく中で、いつの間にか体にとって危険な動きをしてしまうことがあります。

例えば本来動かすべき関節は動かさないで、別の部分を必要以上に、正常に動く範囲以上に動かそうとすれば、周りの筋肉や靭帯などに大きな負担になり、痛みの原因となってしまいます。とても残念なことに、このような怪我はヨガをしている人たちの中にとても多いように思います。

解剖学の知識がなくてもヨガはできます。 でも解剖学の知識は安全な体の動かし方、怪我をしないポーズのとりかたを自分で選べる、そんな自分自身の体に優しくなれるきっかけになるはずです。
そして自分の体の苦手な動きも得意な動きもよく理解しながら動かせるので、ポーズをとることで自分の体が変わっていく楽しさを感じられるかもしれません。 もし自分の体のどこかに痛みがあったり怪我をしているときには、それが悪化しないような体の動かし方のコツを知ることにも、解剖学の知識は助けになると思います。

自分がヨガを指導する立場になったとき、参加してくださる生徒さんの体の安全を守ることができる最低限の知識を持っていることは自分自身も安心ですし自信にもつながります。そして安全を守るために体の仕組みを学んで身につけておく、という姿勢は指導する立場としての「礼儀」にもつながるのでは、と個人的には思います。

ヨガをするのに解剖学の知識は絶対に必要ではない、というと自分は教える気はないからいらないな、と感じる人もいると思います。しかし忙しい日々の生活の中でヨガと向きある時間も限られている私たちにとって、解剖学はヨガいうものをより深く理解して何より安全に、もっとヨガを楽しめるように助けてくれる知識と言えると思います。

では、安全で快適なヨガを!

 

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桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ YogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳にてポーズの取り方や、季節の過ごし方を提案・監修する。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコースで指導をする。
現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

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