YogaBodyコラム COLUMN

ブログ 2016.01.08

筋肉痛ってなに? ヨガをやり続けると筋肉痛はなくなりますか?

運動した翌日などに起こるいわゆる筋肉痛の原因といえば、有名なのは乳酸です。運動によってうまれた疲労物質、乳酸の蓄積によって起こると言われていますが、医学的に筋肉痛のメカニズムがはっきり分かっていないのが現状です。乳酸のせいもあるでしょうし、他の原因も考えられます。

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乳酸以外の筋肉痛の要因はいくつか考えられています。例えば、筋肉は激しい運動や普段あまりやらない動きによって、細かい繊維に少し傷がつきます。細かな繊維が裂けるようなイメージです。カラダがその部分を修復しようとして炎症が起きるために感じる痛みという説。

そして炎症が起こるときに生まれる刺激物質によって起こる痛みなど様々な説がありますが、運動によって傷ついた筋肉が修復するときに感じる痛み、という説が最近では有力のようです。

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そして筋肉痛が運動の2、3日後に起こった時によく「歳かな・・・」なんて言っているのもよく聞きます。筋肉が修復するときは血液がたくさん流れる必要がありますが、普段使っていない筋肉は血液の循環もあまり良くない傾向にあります。そのために血液が十分に循環するのに時間がかかることで、筋肉痛が感じるまでに時間かかったりすることがあります。確かに年齢によって血管の弾力性が弱くなることもありますが、必ずしも年齢によるものだけとは言えなそうです。

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日頃から血液の循環をなるべく保つことは筋肉痛の予防とも言えます。血液循環を保つにはカラダを冷やさないことや適度な運動により筋力や筋肉の柔軟性を保ことも大事になります。ヨガのポーズは基本的に左右対称に行います。手足の先まで意識的に動かすことで筋肉を適度に働かせることは、血液循環も保ち筋肉痛の予防につながりそうです。そして何よりヨガの呼吸法は単純に体内の空気を吸う、吐くというだけでなく全身の血液循環をも助けています。

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起こってしまった筋肉痛を早く治すにも血液循環を促すことも大事になります。お風呂でゆっくりと温めることや軽いストレッチなども効果的です。こう考えると、ヨガは筋肉痛の予防にも改善にも助けになると言えるのではないでしょうか?ポーズの練習に入るとつい夢中になって頑張り過ぎてしまう方も多いようです。筋肉痛が起こることは決して悪いことではありませんが、今の自分自身のカラダに合った練習法、練習量を探していくことも長くヨガを続けていく上で大事なことです。

それでは、安全で快適なヨガを!

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