ヨガの後の筋肉痛は冷やした方がいいの?温めた方がいいの?


ヨガのポーズの練習を行った後に筋肉痛が起こる、一度は経験あるのではないでしょうか。特に初めてヨガを行った時や、今までやったことのないポーズにチャレンジした後に起こりやすいものです。筋肉痛が起こった時、みなさんはどのようなケアをされていますか?

 

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体を動かす、ということは筋肉を動かすことです。筋肉は動かすことで熱が発生します。筋力トレーニングや走ったり運動したときの筋肉を触れば熱くなっているのは誰でもイメージできると思います。運動した時の筋肉の繊維は少し傷ついている状態です。傷つく、と聞くと怪我のような状態を思い浮かべる方もいると思いますが、これは日常的にも起こっていることでもあり、傷ついた状態から修復していくことで筋肉は大きく、そして強くなることができます。最近の筋力トレーニングは3日に1回など回復期間をあけながら行うのが一般的です。

運動によって傷ついた筋肉は熱を発生していますので、アイシング、冷やすことが有効です。野球のピッチャーが試合後に肩をアイシングしている姿を見たことのある方は多いのではないでしょうか。ヨガのポーズの練習によってかかる負荷がその人にとって少し大きければ、筋肉は熱を持っていますので、練習後に冷やしたほうがいいでしょう。冷やすことが効果的なのは、運動後48時間以内と言われています。ヨガの練習をした後、その次の日になっても熱を持っていたり痛みがあるときは、その部位を冷やしたほうが楽になると思います。冷やす時はビニール袋などに氷を入れて、タオル越しに皮膚にあてて行う方が良いでしょう。20分ほど冷やして、少し休んでからまた冷やす、というようなことを何回か行えれば効果的です。

 

 

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アイシングによって痛みや熱が引いた後は温めて血液循環を高めたほうが筋肉の回復が早くなると言われています。1,2日アイシングを行った後は、入浴やホットタオルなどを当てて温めたり、筋肉を伸ばすことで緊張やこわばりを解いてあげると効果的です。筋肉痛からの回復期にはストレッチを取り入れるのもいいですし、ヨガのポーズも徐々に軽いものからゆっくりと深めていくようにしていくと筋肉の回復には効果的かもしれません。

 

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痛みがあるときに冷やしたほうがいいのか温めたほうがいいのかわからない、という質問はよく聞きます。その時どちらがいいのか決める方法としては、まず痛みのある場所を触ってみて熱があるかどうか確かめること。腫れがあるときやじっとしていてもズキズキ痛むようなときも熱がある証拠ですのでまず冷やしてこの熱を抑えてあげる事が重要です。熱や痛みが収まった後に回復を早めるためにも温めることをおすすめします。

特に難しく考えなくとも、熱があるところを温めれば痛みを感じますし、熱があるところを冷やせば心地よく感じると思います。筋肉のこわばりがあり冷えがあるところを温めることもやはり心地よさを感じます。冷やすことと温めること、どちらが心地よく感じるか、感覚で選ぶというのも一つの方法です。

ヨーガのアーサナを行う上では、その時の自分自身の体調や体の動き、強さに合わせてあまり負担のないように行うように言われます。しかし自分の体をより良い状態に導く過程には、筋力を使うことや今まであまり動かしていない方向にも関節を動かし、その時に自分にとって最大限に伸ばしていくことが必要なときもあるかもしれません。もちろん、怪我につながるほどの負荷をかけないことが何より大事ですが、その日、翌日に少し筋肉痛や筋肉疲労が残っていることが一概に悪いこととはいえないと思います。痛みや疲労はなるべく早く取り除いたほうがヨガも日常生活もより快適に過ごせるのは誰でも同じです。その時の自分の体の状態をしっかり見極めて、セルフケアもされてみるのもおすすめです。

では、安全で快適なヨガを!

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桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ YogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳にてポーズの取り方や、季節の過ごし方を提案・監修する。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコースで指導をする。
現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

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