スペシャルインタビュー SPECIAL INTERVIEW

仕事に活きた、ヨガとの出会い 伊地知 かおり 仕事に活きた、ヨガとの出会い 伊地知 かおり

仕事に活きた、ヨガとの出会い
一日の流れ

―かおり先生は小さい頃どんな子供だったんですか?

物心ついた頃からでんぐり返しとかしてましたよ〜!
宙に浮いてる写真とかある笑 動くことがすごく好きだったみたいで地域の機械体操クラブに入ってました。小学校高学年になるとは夏はソフトボールをやって、冬にはサッカーをして地域の大会にも出たり、体育の評価だけはいつも良かったなぁ笑 高校から専門学校は遊びたいお年頃で、社会人なったら仕事に夢中で、30代半ばでヨガに出会うまで運動は全くしなかったです。
これと1つに決めたら、それに熱中するタイプだから仕事の日は1日中仕事をして、更に休みの日まで仕事をしたりして。。なので休みの日はひたすら寝たり、すごく不健康な生活を送っていた気がします。

―どんなタイミングでヨガに出会ったんですか?

最初のきっかけは32~3才のとき。同じ職場のスタッフが朝ヨガをしてから出社していて、彼女はお肌がとてもキレイでキラキラしてとても素敵だったんです。へー、ヨガっていいのかなぁなんてその時思ったりして、ちょうどそのころ会社の取引先がアロマスプレーやヨガマット等のライフスタイルグッズを扱いだして、そんなことが重なりマットを買ってみたがそれで満足してしまい、笑 時間が経ってしまっていたんです。
そして5年後、放置されているヨガマットを見てそろそろやるかって感じで
DVDを買ってちょっとやってみたもののそんなにのめり込まず2年が経過していて、、

その頃、販売の仕事からデスクワークが多くなったんです。
人も増えてきて、指導する立場になり、築かないうちにストレスがたまっていたのかもしれません。胃が痛かったり、家にいても疲れている状態で、身体の疲れと心の疲れがあったのかもしれないです。
でも病院に行ってもなんともないし。

何も考えずにじっとしていると、ネガティブになってしまったり、私は元々こんな性格じゃないのにとか色々考えちゃって、、多分何かに逃げたかったのかな?
ふと2年前に買ったDVDが目にとまり、ヨガをやってみたら翌日体が軽くなっていて、あれ?ヨガいいかも。って。それからやっと毎日続けるようになったんですよね。

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―ヨガボディに出会ったきっかけは何だったんですか?

DVDの裏に「アシュタンガヨガをベースにした」と書いてあったのを見てアシュタンガって何?と思って検索したらchama先生の「はじめてのアシュタンガヨガ」のワークショップを見つけたんです。家で一人で練習していた私にとって、スタジオでヨガをするということはとても勇気がいることだったけど、行ってみたらすごく良かったんです。真夏の暑い中めちゃめちゃ言われるがままに動いて、意識がもうろうとしながらも爽快だった。一種の瞑想のような状態だったのかなぁ。
chama先生はTOKYOYOGAのディレクターだったのでTOKYOYOGAを検索してみた時にYogaBodyを見つけたんです。スタッフから説明会を受けて、「基礎」「土台」「初めての方でも」というキーワードにひかれて。決め手は内容がおもしろそうだったのと、YogaBody開発者の桜井くみ先生が鍼灸師でもあるのでカラダのことを詳しく勉強出来そうだなって純粋に思って。

―どんなきっかけで先生になろうと思ったんですか?

講座を受ける当初は知りたいという欲求が大きく、先生になろうという気持ちはなかったんですが、実際に講座を受けていくうちに「年を取って引退した後に教えたりするのもいいかな」と思ったんです。そしてプロモーション講座で仕事をしながら教えることも可能だと知り、自分もやってみようかなと思いました。

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―印象に残っている講座はありましたか?

伊藤先生の哲学講座は難しい内容をすごくわかりやすく教えてくれた。普段の生活にも生かせることをいっぱい学べました。
講座の開発者でもあり本講座を担当してくれたくみ先生はいつも偏りのない教え方をしていて、答えをすぐに教えないで一度は自分の頭で考えさせてくれるんです。
「1つのものに対して色々な見方がある」この考え方を学んだことは今の自分の教え方、物の見方、新しいものに対しての判断の仕方などに大きな影響を受けました。

―仕事とヨガの関わり方の変化はありましたか?

もともと熱中しやすい性格で、自分に厳しく、人にも厳しい性格なんです。白黒はっきりしたいというか。。
そういう自分にとってヨガは本当に仕事への良い作用がありました。
妥協できなかったことが、別にそれはそれでいいか、人それぞれだし。と思えるようになった。それぞれの人がそれぞれの色があって当然だと思えるようになってきたし、スタッフに対してのあたりも優しくなれた気がする。
まず受けとめることで、全部を判断しないという考え方が身に着いたのかな。

仕事ではスタッフをまとめるポジションにいますが、スタッフの入れ替わりが激しかった職場が安定したし、それは自分が柔らかくなったせいではないかと思っています。そうすることでスタッフも心を開いてくれるようになったんです。ヨガがあるから仕事も頑張れるようになりました。ヨガがあるとないとでは全く違うと感じています。
よく仕事とヨガの両立大変だね。って言われるけど、全然そんなことなくて、私の中で仕事はON、ヨガはOFFていう感じ。すごくバランスがとれてると思う。

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―これからどう良くなっていきたい?

カラダのことをもっとよく知りたい。学ぶことは無限にありますからね。
YogaBodyを修了した時に「ここで終わりではなく、はじまりです」と言われたんです。実際にクラスを持って、今考えてみるとYogaBodyで学んだことは本当に「土台」の部分だということに気付いて、もっと学びたいという気持ちになりました。

あとはそれぞれの人に対して対応ができるインストラクター、様々な視点を持って教えられるインストラクターになりたい。これはこうだからこう、というのではなく、生徒さんが何かを自分で発見してその先にあること気づかせてあげられるインストラクターになりたいですね。

一日の流れ