YogaBodyコラム COLUMN

お知らせ,ブログ,ヨガと体のQ&A,ヨガ解剖学,質問 2017.04.08

ヨガで足がつるのを予防できますか?

夜寝ていたら急に足がつって目が覚めたことがあるでしょうか?
経験のある方でしたらおわかりでしょうが。。もがく痛みです。夜だけでなくよく足がつる、という方も少なくありません。ヨガをすることでこのつらい足がつる現象を予防することができるのでしょうか?

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足がつる、というのは一体どういう状態なのでしょうか?

体にたくさんある筋肉は伸びたり縮んだり動くことができます。脳からの司令が神経を通って伝達され筋肉の動きはコントロールされています。

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足がつる、というときはこの伝達のどこかに不具合がおきて筋肉がずっと縮んでしまっている、要するに痙攣している状態です。これはどの筋肉にも起こりうることですが、よく起こるのがふくらはぎ、こむら返りと言われる状態です。

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これには、筋肉疲労が大きな要因になります。筋肉を酷使して疲労がたまると、筋肉の動きをコントロールしている神経の伝達に不具合が生じやすくなります。日々2本足で立って動く私たちのふくらはぎの負担は想像以上に大きいものです。そして疲労だけでなく冷えによる血行不良も要因の一つ。血行が悪ければ疲労はさらに溜まりやすくなりますね。

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ヨガの動きの中で、ふくらはぎの筋肉の緊張を解くことは、疲労回復にとても効果的です。ふくらはぎの筋肉の疲労を感じている方は特に、力で伸ばすのではなくゆったりと足の裏側全体の伸びを感じるようにしていくのがおすすめです。ある一定時間伸ばし、その後緩めることで筋肉内の血液や水分の循環も高まりますので、疲労からの回復を早める助けになります。足が冷えている方はただ冷やさないようにするだけでなく、温める時間を持つのもいいでしょう。

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そして、足がつるもうひとつの要因はミネラル不足です。汗をかくと水分だけでなくミネラルも失われます。ミネラルの不足も神経の伝達の不具合の要因の一つです。汗をたくさんかいた時はただの水よりミネラルの入った水分を取ることは足がつることの予防にもなります。

ミネラルの中でよく聞くのはナトリウムやカリウムでしょうか?もちろんこれらも足のつりを予防するには重要ですが、カルシウムとマグネシウムも重要です。

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特にマグネシウムは現代の日本人の食事内容ではかなり摂取量が少なく、マグネシウムが不足すると筋肉の緊張が強くなりますので、足もつりやすくなるでしょう。マグネシウムは大豆製品や海藻類、魚貝類やナッツなどに含まれていますので、日々の食事から意識することも重要です。

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足がつる、というのは怪我ではないものの本当につらいものです。足のつりを予防しようとしたら、結果的に全身の筋肉の状態も良くって行くと思います。日々の生活から、ヨガの時間を通してできることから取り入れてみてくださいね。

 

 

 

では、安全で快適なヨガを!

桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ YogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳のポーズ提案・監修者。 臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコース という全米ヨガアライアンス認定指導者養成コースを開発し、ヨガの指導者を育成する。
現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

 

 

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