YogaBodyコラム COLUMN

ブログ,ヨガと体のQ&A,ヨガ解剖学 2017.06.12

身体の一部をケガしていてもヨガはやっていい?

いつでもどこでもどなたでも行うことができるのがヨガの魅力の一つです。場所も人も選びません。

 

すでにヨガを始めている方にとってもいつも万全の調子でヨガを行えるかというとそうではないこともあるのではないでしょうか?例えば風邪をひいたり、ちょっと体を痛めてしまったり、ということは日常生活では珍しいことではなりませんね。もしどこか怪我をしている時、ヨガをされますか?それとも休みますか?

 

 

ケガをした直後、急性期には熱を持っていたり腫れていたりと炎症症状を合わせ持っていることも珍しくありません。これは痛めてしまった部位が回復していくために必要な過程です。しかしただでさえ熱がある時にまた動けば熱は上がり痛みも増しますし回復も遅れてしまうでしょう。炎症が起こっている時は休むという選択肢も良いのではないでしょうか?積極的に動くよりは、炎症を悪化せず、むしろ体の回復力を助けるようなゆったりと休むヨガのスタイルを選ぶという方法もあります。いつもとは違うヨガの練習を行うこともいいと思います。

 

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炎症がひいてきたら、ゆっくりと体を動かしていくことも良いでしょう。ケガをした部位を直接動かす、というよりは、その部位につながる他の部位から少しずつ時間をかけて動かすようなイメージのほうが安全かもしれません。適度に動かすことは血液循環を助け、体の回復力そのものを促してくれるでしょう。どのように動かしていくことがケガの回復にもつながるのか、より丁寧に行うことも体の感覚を繊細にしていく助けになると思います。

 

どのようなケガをしているかによっても、ケガをしている時にヨガをするかどうか、ということは変わってくると思います。どんなケガの時であっても、痛みを伴うかどうか、というのはひとつの判断基準において良いのではないでしょうか?

 

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ヨガのアーサナ、ポーズは痛みを我慢して行うものではありません。痛みは体に余計な緊張を生み、その緊張は新たなケガの原因にもなりかねません。何より痛みという不快な感情はヨガにおいて感じたくないものです。

 

いつもと同じヨガを続けたいのであれば、痛みが起こらないようなポーズを選んだり、同じポーズの中でもブロックやボルスターなどのプロップスを使って痛みのない形で行うこともできるでしょう。ポーズの中でのプロップスの使い方やどのように感じながら行えばケガをした部位の負担を減らし、助けてくれるのか、ということも積極的にクラスのインストラクターに相談してみてくださいね。

 

では、安全で快適なヨガを!

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桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ YogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳のポーズ提案・監修者。 臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコース という全米ヨガアライアンス認定指導者養成コースを開発し、ヨガの指導者を育成する。
現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

 

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