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コラム,ブログ,ヨガと体のQ&A,ヨガ解剖学 2017.09.18

陽のヨガと陰のヨガとの身体の使い方の違い

いざヨガを始めよう、と思っても、ヨガの種類、クラスがたくさんあってどれを選んで良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

 

私自身もまだ体験したことのないヨガがたくさんあります。

そのヨガを大まかに分類する方法として、陰と陽に分けて考えることがあります。

陰ヨガ、陽ヨガなんて呼ばれるのを聞いたことはありませんか?それぞれのヨガはどのような違いがあるのでしょう?アーサナ、とくに身体に関わる面から考えてみましょう。

 

 

陰と陽、それぞれどのようなイメージがありますか?

 

陰陽とは元々は中医学から渡ってきた概念ですが、それぞれの性質は例えば

陰 — 地 夜 月 内 寒 静 柔軟 下向き

陽 — 天 昼 日 外 熱 動 堅硬 上向き

というイメージ。

 

皆さんの実践しているヨガでは立って行うポーズ、アーサナはありますか?

 

陽ヨガと呼ばれる種類のヨガでは、様々な姿勢からポーズ、アーサナを行い、比較的活発に体を動かすものをいいます。1つのアーサナを保つ時間も短く、呼吸のリズムに合わせて動く、静と動でいえば動。

そして体を動かすのは筋肉です。身体の表面だけでなくインナーマッスルと呼ばれる内部の筋肉まで積極的に活動していきますので、身体の熱もうまれ肉体の強さを培ってくれます。

 

 

比べて陰ヨガでは、1つのアーサナを保つ時間は長く、静と動で言えば静。

同じ姿勢で一定の時間保ちますので、筋肉だけでなく周囲の結合組織、筋膜や腱、靭帯にも働きかけ、身体の柔軟性を高めてくれます。

 

 

陽ヨガのように呼吸のリズムで積極的に身体を動かすのと違い、坐る、寝て行うアーサナを中心に、呼吸をしながら体の緊張を取り除き、地に足着けるように重力に身を任せていきます。

陽ヨガが上向きならば陰ヨガは下向き、というイメージでしょうか。

 

この感覚は、それぞれのヨガを行なった後の感覚の違いにも現れると思います。

陽ヨガでは身体を動かし開放的な、爽快な感覚が、陰ヨガでは穏やかで落ち着いた、リラックスした感覚を体験する方が多いのではないでしょうか。

 

日常的な生活の過ごし方、その時の自分自身の体調、性格や気分によって好みのヨガは違ってきても何ら不思議はありません。

もしかしたら好みとは違うタイプを実践することが必要なときもあるでしょう。

 

陽のヨガ、陰のヨガ、それぞれがもつ役割があります。今の自分の心身の状態によって選んでみてもいいのではないでしょうか?

まだ体験されたことのない方は、ぜひ陰と陽、それぞれのヨガクラスに参加してみてくださいね。

 

では、安全で快適なヨガを!

桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ YogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳のポーズ提案・監修者。 臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコース という全米ヨガアライアンス認定指導者養成コースを開発し、ヨガの指導者を育成する。
現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

 

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