【適性チェック】ヨガ・マットピラティス・マシンピラティスの選び方

【適性チェック】ヨガ・マットピラティス・マシンピラティスの選び方 ヨガ・ピラティス比較

「ヨガとピラティスの違いはわかったけれど、結局どれが自分に合っているのだろう?」

ヨガ、マットピラティス、マシンピラティスには、それぞれ特徴があります。

結論からいうと、どれが合うかは「運動初心者かどうか」だけでは決まらず、目的、好み、運動環境、予算、続けやすさなどを含めて考えることが大切です。

ヨガには呼吸やポーズ、瞑想などを組み合わせるクラスがあります。

マットピラティスは、マットの上で自分の身体を使いながら行うピラティスです。

マシンピラティスでは、リフォーマーなどの専用器具を使い、種目に応じて抵抗や補助を調整します。

本記事では、簡単な適性チェックを使いながら、ヨガ・マットピラティス・マシンピラティスの選び方を解説します。

ヨガとピラティスの基本的な違いを先に知りたい方は、こちらも参考にしてください。

要点まとめ

  • ヨガ:呼吸やポーズ、リラクゼーションを取り入れながら身体を動かしたい人の選択肢になります。
  • マットピラティス:自宅でも取り組みやすく、マット1枚でピラティスを続けたい人の選択肢になります。
  • マシンピラティス:器具の抵抗や補助を使いながら、スタジオで身体の動きを確認したい人の選択肢になります。
  • 選び方:運動経験だけでなく、目的、好み、予算、通いやすさ、続けやすさを確認しましょう。

【適性チェック】ヨガ・マット・マシンのどれが合いそう?

適性チェックは医学的な診断ではなく、自分が無理なく続けやすい運動方法を整理するための目安として活用しましょう。

当てはまる項目が多いグループを確認してみましょう。

【A|ヨガが合いやすい傾向】

  • □ 呼吸やリラクゼーションも取り入れたい
  • □ ゆっくり身体を動かす時間を作りたい
  • □ ポーズや柔軟性にも取り組みたい
  • □ 運動とあわせて瞑想やマインドフルネスにも興味がある

【B|マットピラティスが合いやすい傾向】

  • □ 自宅でも続けられる運動を探している
  • □ マット1枚で始められる手軽さを重視したい
  • □ 呼吸と身体の動きを意識する運動に興味がある
  • □ スタジオだけでなく自宅練習も取り入れたい

【C|マシンピラティスが合いやすい傾向】

  • □ リフォーマーなどの器具を使った運動を試したい
  • □ インストラクターの説明を受けながら身体を動かしたい
  • □ 種目に応じて抵抗や補助を調整しながら取り組みたい
  • □ 自宅よりスタジオへ通う方が運動を続けやすい

【チェック結果の見方】

  • Aが多い人 → ヨガを試してみる選択肢
  • Bが多い人 → マットピラティスを試してみる選択肢
  • Cが多い人 → マシンピラティスを試してみる選択肢

複数のグループが同じくらい当てはまっても問題ありません。

ヨガとピラティスを併用したり、マットとマシンを使い分けたりする方法もあります。

ヨガ・マットピラティス・マシンピラティスの違いを比較

3つには運動方法や使用する器具、取り組める場所などの違いがありますが、初心者・上級者だけで単純に分ける必要はありません。

より詳しいヨガとピラティスの使い分けは、ヨガとピラティスは目的でどう選ぶ?でも解説しています。

項目 ヨガ マットピラティス マシンピラティス
主な特徴 ポーズ、呼吸、クラスによっては瞑想などを組み合わせる マットの上で呼吸と動作を組み合わせる 専用器具の抵抗や補助を利用して運動する
始める場所 自宅・スタジオ 自宅・スタジオ 主に専門スタジオ
器具 マット、ブロック、ベルトなど マット、小型器具など リフォーマー、チェアなど
初心者 初心者向けクラスを選べる 初心者向けレッスンから始められる 負荷を調整できるが、内容はクラスによる
費用 自宅なら抑えやすい 自宅なら抑えやすい スタジオ利用料が必要になることが多い

ヨガが合いやすいのはどんな人?

呼吸やポーズに加えてリラクゼーションにも取り組みながら、自分のペースで身体を動かしたい人にはヨガが選択肢になります。

ヨガにはさまざまな種類があります。

ゆっくりポーズを取るクラスもあれば、流れるように身体を動かすクラスもあります。

また、呼吸や瞑想を取り入れるクラスもあります。

2024年のシステマティックレビュー・メタ解析では、ストレスを抱える成人13件のランダム化比較試験、1,026人を対象に、ヨガによる短期的な自覚ストレス低下が報告されました。

ただし、エビデンスの質は低いと評価されています。

そのため、

  • 呼吸にも意識を向けたい
  • 身体を動かしながらリラックスする時間も作りたい
  • ヨガのポーズそのものに興味がある

という方には選択肢になります。

一方で、「ヨガをすれば必ず自律神経が整う」「不眠や疲労が治る」とまでは言えません。

ストレスと運動については、運動とストレス・自律神経との関係も参考にしてください。

マットピラティスが合いやすいのはどんな人?

マット1枚で始められる手軽さを重視し、スタジオだけでなく自宅でもピラティスを続けたい人には選択肢になります。

マットピラティスは、専用の大型マシンがなくても取り組める点が特徴です。

JAPICAでもマットピラティス・ベーシックは、ピラティスの基礎的な知識と技術を学ぶ「入門コース」として位置づけられています。

そのため、

「初心者にはマットピラティスは難しすぎる」と一律に考える必要はありません。

初心者向けクラスを選び、

  • 基本的な姿勢
  • 呼吸
  • 身体の動かし方

を確認しながら進めれば、初めてでも取り組めます。

また、レッスンで覚えた動きを自宅で練習しやすいのもメリットです。

自宅での運動との組み合わせについては、自宅ヨガとスタジオピラティスの併用も参考にしてください。

マシンピラティスが合いやすいのはどんな人?

専用器具を使いながら抵抗や補助を調整し、インストラクターの説明を受けて運動したい人には選択肢になります。

マシンピラティスでは、リフォーマー、チェアなどの専用器具を使います。

JAPICAでは、マシンについて、自重で行うと負荷が強い人への補助からアスリート向けの高負荷トレーニングまで、幅広い使い方が紹介されています。

つまり、

マシンは「初心者専用」でも「楽に運動できる器具」でもなく、種目に応じて補助にも抵抗にも使える点が特徴です。

そのため、

  • マシンを使った運動に興味がある
  • 負荷を細かく調整しながら運動したい
  • インストラクターに動きを確認してもらいたい
  • 自宅よりスタジオの方が継続しやすい

という方には選択肢になります。

体が硬いことが気になる方は、体が硬い初心者とマシンピラティスも参考にしてください。

体型変化やダイエット目的ならどれを選ぶ?

ダイエット目的でもヨガ・マット・マシンのどれか一つを選べば、短期間で必ず体型が変わるというものではありません。

ピラティスについては、健康な人の体組成への影響を調べた2022年のシステマティックレビューで、9研究中6研究に何らかの改善がみられました。

一方で、方法論的に良好だった研究は1件だけで、健康な人の体組成に対する効果は不確実と結論づけられています。

また、2020年のメタ解析では、マットピラティスはBMI、除脂肪量、体脂肪率、腹囲について、他の運動や対照群より優れているとは確認されませんでした。

したがって、

「マシンなら最短で痩せる」「マットなら効果が低い」といった選び方はおすすめできません。

ダイエット目的なら、食事、日常の活動量、ウォーキングや筋力トレーニングなども含めて考えることが大切です。

詳しくは、マシンピラティスとダイエットの関係も参考にしてください。

身体が硬い場合はマシンピラティスを選ぶべき?

身体が硬いという理由だけでマシンピラティスに決める必要はなく、3つとも初心者向けの方法を選んで取り組むことができます。

ヨガでは、ブロックやベルトを使ってポーズを調整できます。

マットピラティスでも初心者向けの動きがあります。

マシンピラティスでは、スプリングなどで抵抗や補助を調整できます。

重要なのは、

  • 現在の柔軟性
  • 体力
  • 運動経験
  • クラスの強度
  • インストラクターの指導内容

などを確認することです。

「身体が硬い=マシン」「柔らかい=ヨガ」という単純な分け方はできません。

ヨガ・マット・マシンの適性に関するよくある質問

初心者かどうかだけで一つの方法を正解にせず、目的・体力・費用・運動環境などを含めて自分に合う方法を選びましょう。

Q1. 初心者でもマットピラティスから始めて大丈夫ですか?

はい。

初心者向けクラスであれば、マットピラティスから始めることもできます。

マットだから上級者向け、マシンだから初心者向けと決まっているわけではありません。

最初は基本的な動きを教えてもらえるクラスを選ぶとよいでしょう。

Q2. ヨガとピラティスでは、どちらが痩せやすいですか?

どちらか一方が明確に「痩せやすい」とは言えません。

体重や体脂肪の変化には、食事や総活動量なども関係します。

ピラティスだけで基礎代謝が大幅に上がり、「痩せやすい体質」になると考える必要もありません。

Q3. 身体が硬い人はマシンピラティスの方が安全ですか?

一律には言えません。

マシンでは負荷や補助を調整できますが、使い方や種目によって運動強度は変わります。

ヨガやマットピラティスでも初心者向けの方法があります。

自分の身体の状態に合ったクラスを選ぶことが重要です。

Q4. ストレスが気になる場合はヨガがいいですか?

ヨガは選択肢のひとつです。

呼吸やゆっくりした動き、瞑想を取り入れるヨガは、ストレス軽減について研究されています。

一方で、ピラティスなど他の運動をすることで気分転換になる人もいます。

自分が心地よく続けられる方法を選びましょう。

Q5. 週に何回くらいやればいいですか?

「週○回を○か月続ければ必ず変化する」という一律の回数はありません。

運動経験、目的、1回の強度、普段の活動量によって適した頻度は変わります。

最初は無理なく続けられる頻度から始め、体調を見ながら調整しましょう。

詳しくは、ピラティスは週何回?効果を感じるまでの期間と週1回・週2回の違いも参考にしてください。

まとめ|3つを比較して自分が続けやすい方法を選ぼう

ヨガ・マット・マシンに絶対的な優劣はないため、目的・費用・通いやすさ・楽しさを比較して続けやすい方法を選びましょう。

  • 呼吸やポーズ、リラクゼーションも取り入れたいならヨガが選択肢になる。
  • 自宅でも続けやすい方法を重視するならマットピラティスが選択肢になる。
  • 専用器具を使い、抵抗や補助を調整しながら運動したいならマシンピラティスが選択肢になる。
  • 初心者だから必ずマシン、身体が硬いから必ずマシンというわけではない。
  • 短期間の体型変化だけで選ばず、通いやすさや楽しさ、費用も確認する。

迷った場合は、気になる方法の初心者向けレッスンを体験し、

  • 運動強度が自分に合うか
  • 説明がわかりやすいか
  • 通いやすいか
  • 継続できそうか

を比較してみるとよいでしょう。

ピラティスを体験する場合は、予約前にピラティス体験レッスン前のチェックポイントも確認しておきましょう。

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【本記事の作成にあたって参考にしたサイト】

※本記事の適性チェックは医学的な診断ではなく、運動方法を選ぶ際の一般的な目安です。痛みや体調不良がある場合は、必要に応じて医療機関へ相談してください。