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ブログ,コラム,ヨガと体のQ&A,ヨガ解剖学 2017.08.14

瞑想とヨガの関係

最近は瞑想しているという方に会うことは珍しくありません。そしてその多くの方が同時にヨガを実践されています。ヨガと瞑想には何か関係があるのでしょうか?

 

瞑想を一言でいえば、坐って静かに自分をみつめていくこと。瞑想にも様々なやり方がありますが、自分をとりまく環境から離れ外から内へ、内観していくことは共通しているように思います。

内へ内へと入って行きたい時、外に気になるところがあればなかなか入れませんよね?

 

 

外、いわゆる環境。坐る場所を整える、ということも大事ですし、自分自身の外、肉体を整える、ということも大事です。

 

瞑想をどの位の時間行うかは人により、その時により異なるでしょうが、その時間静かに、そして痛みもなく快適に、安定して坐れなければ集中することすらできません。

 

快適に坐るためには下半身の柔軟性も必要でしょうし、姿勢を保ち安定させるためには体幹の筋力も必要です。なにより自分にとって心地よい坐り方とはいったいどのようにすればいいのか、というのを感じたことがなければ坐る、ということでつまずいてしまいます。

 

ヨガのポーズをアーサナと呼びますが、アーサナとは坐法という意味もあります。まさに坐り方。瞑想を行うための肉体を得るためにヨガはとても助けになると思います。

 

そしてポーズとともに行う呼吸は瞑想の時にもとても助けになるでしょう。呼吸によって姿勢を保つ体幹の強さを培うこともできますし、ヨガをされている方の多くはポーズとともに呼吸をしていくことで、心が落ち着いたりリラックスしたり、心の状態も変化していくことを体験されているのではないでしょうか?

 

 

体だけでなく心を静かな状態に導くことは瞑想を行っていくことには必要なことです。そして何より、呼吸に意識をおくことでより自分の内側へと入りやすくなるでしょう。

 

体の準備を特にしなくても、心の準備ができ瞑想の状態に入れる方もいるでしょう。でもそれはとても難しいことなのかもしれません。ヨガをすることが肉体と心の準備を助け、瞑想の状態をより良いものに導いてくれるかもしれません。

 

そしてヨガのポーズを行っていることを、動く瞑想と呼んだりすることもあります。体は動いていますが、その心は瞑想している時と同じように静かに、自分をみつめている状態です。

 

 

瞑想もまずは短い時間から、少しずつ無理のないように行っていくことがすすめられています。どうやっていいのかわからない、自信がないという方も、ヨガのクラスの中で動く瞑想を体験されてみてはいかがでしょうか?

 

それでは、安全で快適なヨガを!

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