YogaBodyコラム COLUMN

ブログ,ヨガと体のQ&A,ヨガ解剖学 2016.12.13

ヨガとピラティスの違いって何?

ヨガとピラティス、みなさんは体験されてことはあるでしょうか?一般的にも知られていますし、両方のクラスのあるスタジオも多くあります。みなさんはそれぞれにどのようなイメージをお持ちでしょうか?インドで生まれたヨガとドイツ人のピラティス氏によって生み出されたピラティス、発祥だけではない違いを体から考えてみたいと思います。

 

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ピラティスとは

「身体のストレッチ、筋力強化、そしてバランス強化を目的としてデザインされたエクササイズと身体の動作法である」

といいます。ピラティスのエクササイズを通して体の動きや姿勢を改善して、様々な症状の改善や予防、とくに近年はリハビリテーションの目的で摂り入れることが増えて、病院内でピラティスを行っている、なんてこともよく聞くようになってきていると思います。

 

ピラティスでは特に体幹、インナーマッスルと呼ばれる体の深部にある筋肉にはたらきかけるエクササイズが知られています。肉体的なエクササイズではありますが単に負荷をかけるのではなく、正しくその動きができているかどうか、とても繊細な動きを感じながら行えるよう指導してくれます。

 

 

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そしてマットで行うだけでなくマシンを用いて行うのもピラティスの特徴のひとつです。プロップスを用いる流派のヨガもありますが、マットの上で行うことを基本とするヨガとはここは大きな違いかもしれません。

 

体を動かす、という点では共通しているピラティスとヨガですが、もし動きの中で違いを考えるとしたら、ピラティスは1つのエクササイズで明確な目的、ターゲットとなる筋肉や骨の動きがあることが多いですが、ヨガのポーズでは一概には言えません。1つのポーズでも流派や考え方によって体の動きも異なってきます。1つのポーズの中で特定の筋肉や関節の動きをターゲットにして行う、というよりは、全身のバランス、調和を保ちながら行っています。明確な目的がある方が簡単とも難しいとも、両方考えられるのではないでしょうか?

 

 

ヨガ、と聞くとアーサナと呼ばれるポーズを連想される方が多いでしょうが、ヨガには肉体を通して行うものとしてもポーズだけでなく呼吸法もありますし、ヨガと呼ばれる行動には不殺生や奉仕など様々な考え、行為があります。

 

 

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そしてピラティスもエクササイズの面ばかりが注目されてしまいがちですが、肉体を健康にしていくことで精神的な健康をも身につけていくのが目的といいます。ピラティスもヨガも、肉体面だけではなく肉体を通して精神も、心も健康にしていく、という点では共通しているように思います。

 

シンプルに、ヨガやピラティスをしてすっきりしてその日1日を機嫌良く過ごせる、というだけでもその効果は受けていると言えるのではないでしょうか?ときにはそんな肉体と精神、体と心のつながりも意識しながらクラスを受けてみるのもいいかもしれません。

 

では、安全で快適なヨガを!

 

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桜井くみ

TOKYOYOGAティーチャー/ YogaBodyトレーニングコース開発・指導担当。
20年以上の鍼灸・整体の経験を生かし、2005年よりヨガ指導を行う。
ヨガ手帳のポーズ提案・監修者。 臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー。
フリーランスの鍼灸・整体として活躍しながらも、高齢者の身体を知るためにケアマネージャーの資格を取得し、特別養護老人ホームで働いていたほどのカラダオタク。
判断、診断、治療ではない、「感じて、整える」有機的なヨガ解剖学を広めるためにYogaBodyトレーニングコース という全米ヨガアライアンス認定指導者養成コースを開発し、ヨガの指導者を育成する。

現在、神戸在住。夫もヨガティーチャーであり、一児の母。

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